ザツジルシ

あることないこと書きます。

映画『アルマゲドン』大人になると粗さが目につく

アルマゲドン
巨大隕石が地球に落ちることが判明し、それを阻止するために宇宙に飛び立つ男たちの話。



何度もテレビで放送もされてるし、観たことある方も多いと思います。僕多分7,8回ぐらい観てると思いますけど、いまだに泣かずに観たことないです。



これはちゃんと映画館に観に行きました。当時多分まだ小学生だったと思います。もともとは違う映画を観るつもりだったんだけど、(ハリソンフォードが女の人とサバイバルするやつ)それがもうやってなくて仕方なく観たって感じです。



一人で観たんだけど号泣して、泣き止んでからスクリーン出たけど迎えに来た親の前で思い出してまた号泣したっていう恥ずかしい思い出ですね。



とてもいい映画です。迫力もあるし、くさくないし、ブルースウィリスかっこいいし。



ただ、大人になってから見返すと意外と粗が目立つなってシーンがいくつかあるんですよね。



たとえば、最後のブルース・ウィリスと娘のテレビ電話のシーン。ここ泣けるよね~。俺も泣いたあ。ここ良いよね。俺も良いと思う。ここおー。



ただ、ふと思ったのが宇宙にいる人と通信するのにこんなタイムラグなしで話せる?ってことですよね。こないだ僕台湾に旅行中の友達と通話したんですけど、それでもまあまあタイムラグありましたからね。



多分ですけど、アルマゲドンって台湾より遠いじゃないですか。タイムラグも数分とかじゃ利かないと思うんですよね。



までも、さすがにね。さすがにあの感動シーンで何十分もタイムラグあったらダメだしね。「愛してる」って言ってもそれ届くまで無表情で見つめ合わなきゃいけないですもんね。気まずい気まずい。それはまあ映画マジックでいいじゃないですか。



一番気になったのは、アルマゲドンの地球衝突をどう防ぐかを話し合うシーン。
NASAの職員達が色々案を出すんですよ。
「レーザー光線で破壊する」とか「太陽風を利用してアルマゲドンに帆を立てて行き先を変える」とか。ただ、NASAの偉いさんが「ダメだダメだ!」って却下するんですよね。そうかあー、NASAの頭脳を持ってしてもなかなか名案は思い付かないかあと思うじゃないですか。



そこに眼鏡をかけた細身の男がやって来るんですよ。で、「地球上で最も頭がいい男だ」みたいな感じで紹介されるんです。おお、そんな人がどんな方法を考えたんや!!って思うじゃないですか。



で彼が言ったのが、

アルマゲドンに穴掘って爆弾埋めて爆発させる」っていう、、、




、、、んいやそれ、俺でも思い付くやつーー!!!!って。



俺でも、俺でも思い付くやつーー!!!って。なりません?なりますよね。てかむしろNASAのやつらは太陽風とかそんなん考える前に爆弾は思い付かんかったん?
NASAけない。違うか!!違うのか!!



しかもこの案をまたもったいぶって話すんですよ。
「手のひらの上で爆竹を持って火を付けてもせいぜい火傷を負う程度だ。だが、爆竹を握りしめて爆発させたら、その手は一生使えなくなる。」



一体どんな案なんや。。。



アルマゲドンに穴掘って爆弾埋めて爆発させる」



いやだから、俺でも思い付くやつーーー!!!

引き出しの一番手前にあるやつーーー!!!

一番手に取りやすい位置にあるやつーーー!!!



皆さんもそうじゃないですか?
隕石が来るってなって一番初めに思い付く方法って爆弾ですよね。彼が考えた工夫ってせいぜい「穴掘る」ぐらい。



までも成功したからいいか。
ちなみに現実世界ではこの方法じゃそのまま地球に衝突するらしいですけどね。



てことでリアリティーを求め出すとあれですが、映画と割りきって観るととてもいい映画です。
アルマゲドン、観たことある人ももう一度見返してみてはどうでしょうか。